美味しい精米の炊き方
1. お米を軽量カップできっちり正確に測ります。
2. まず最初に水をたっぷり入れ、さっと手でひとまわしして手早く流します。すぐに水を捨てないと米がぬか臭くなります。ごみやぬかを流したら手首のつけ根で押し出すよう研ぎます。力を入れすぎると米が割れるので、軽く、手早く、研いだら水を入れてすぐ流すを3−4度繰り返し、水が澄んだらザルに移して水を切ります。
3. ザルに上げたまま1時間ほどほど米に水がしみこむのを待ちます。ザルにあげたままなら一晩でも大丈夫ですので、夜米を研いで朝炊飯しても大丈夫です。
4. 水加減は米の分量の1.1−1.2倍です。炊飯器のメモリどおりで一度炊いてみてから、お好みで水加減を調整したり、炊飯器の炊き分け機能を使ってみたりして、ご自分に合った炊飯方法で炊いてください。炊き上がり、5−10分の蒸らし時間が終わったらすぐにぬらしたしゃもじを鍋肌から入れ、ふわっと全体をほぐすように上下を混ぜます。すぐに混ぜないとべちゃっとしてかたまってしまいますので、時間がきたらすぐに混ぜましょう。蒸らし時間が終わったときにお知らせブザーの鳴る炊飯器も多いと思いますので、鳴ったらすぐまぜましょう。


美味しい玄米の炊き方
圧力鍋で炊く場合
 準備するもの
 圧力鍋、玄米、水、塩、ボウル、軽量カップ、ザル
圧力鍋について
  各社いろいろ特徴があり、値段もピンからキリまでいろいろです。美味しい玄米の食事を出すレストランに教えて頂いたのが平和の圧力鍋です。凄く美味しく炊けるとのことですが、まず手持ちの圧力鍋で炊いてみて、より追求してみたくなったら自分に合いそうな圧力鍋を探してみるのがいいのでは・・・良い鍋は良いお値段がします。そして美味しい玄米食ができます。
玄米について
 玄米食を食べるにあたって大事なのはより確かで安全な玄米を手に入れることです。品種や産地によって粘り気がありモチモチしたもの、さらりとしたもの、いろいろな食感があります。品種の食べ比べは楽しいですので、お試しを。
水、塩について
美味しいお水と天然塩で炊けばさらに美味しい玄米食ができあがります。
1. 軽量カップで正確に測り、ごみや汚れを取るためサッと2−3回洗います。米が傷つかないように、研がずにサッと洗うようにします。ザルで水を切り、そのまま30分ほどおきます。
2. 圧力鍋に米と水(同量から1・5倍)の水を入れ,一合に対して一つまみほどの塩を入れて軽く混ぜます。水の量は圧力鍋の種類や米の水分量、多く炊くか少なく炊くかで変わってきますので、少量を炊くときは水多め、新米を炊くときは水を控えめ、年配の方や子供用にはザルで水切りをした後、分量の水(多め)に3−4時間浸水させておき、それから炊くとやわらかくて食べやすい玄米になります。ご自分にあった水加減や浸水時間を探してください。
3. 圧力鍋の蓋をして中火にかけ、圧力がかかったら3分強火で充分圧力をかけ、弱火にして25−30分炊きます。圧力鍋の種類によって一番美味しい炊き方は違うと思いますので、ご自分の圧力鍋の説明書をよく読んで試してみて下さい。
4. 火を止めた後10−15分蒸らしておき、蒸らしが終わったらすぐに蓋を開けしゃもじでふわっと混ぜ合わせます。

 普通の電気炊飯器でも最近はほとんど玄米モードがついており、スイッチを入れれば玄米を炊くことができます。炊飯器で炊く玄米はさらっとした仕上がりになります。
登米米ドットネットhttp://tomemai.net